断熱気密性能の光熱費への影響
家を維持する際にかかる費用として住宅ローン返済だけを考えてしまう場合が多いのですが、家を維持するための光熱費が大きな負担になる場合があります。この光熱費は、家の持つ性能や、初期投資に大きく変わります。高性能住宅は、坪単価に対して10~15%ほど割高になると言われています。ですが、この初期投資は光熱費を住宅ローン返済以外のランニングコストと考えると決して高いものではありません。気密断熱処理を新築時にきちんと施しておけば、年間支払う高熱費が抑えられるからです。エネルギーコストの上昇は、先が見えない部分も多く、使えるエネルギーも変わる可能性もあるという不安な状況の中、これらの費用は地球に払う家賃と考えれば、自身の生活はもちろん孫子の世代まで安心して家を動かすことができるようになります。